ヘナで白髪染めパサパサ髪からツヤツヤ髪に

ヘナ染めは面倒だけれど、トリートメント効果は抜群で髪がツヤツヤに生まれ変わりました。

ヘナで白髪染めをする場合は、発色をよくするためいくつかのポイントがあります。

ヘナ(ヘナ+インディゴ)白髪染めの正直な感想、効果やデメリットをお伝えしたいと思います。

根元しか染めないのに、髪全体がツヤツヤになった!

 

目次

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ヘナとは

ヘナは、悪い化学物質を原料とするヘアカラー化学染料の代わりに使える唯一の天然ヘアカラーです。

ヘナは、世界各地で9000年以上にわたって使用されてきたと古代文書は伝えています。

赤ヘナは、ローソニアと呼ばれる低木から抽出され、生息地は中近東、西アジアと北アフリカです。

葉っぱを乾燥させ、粉砕して微粉にします。インディゴフェラ、カッシーア・オボヴァータ、マリーゴールド、カモミールの花でカラーバリエーションを作ります。

 

2剤式ジアミン系白髪染めからヘナへ

ヘナを使おうと思ったきっかけは頭皮環境改善です。

分け目の部分の頭皮の色が赤っぽくなっていました。市販の2剤式ジアミン系白髪染め+紫外線の影響でここまでダメージが酷くなっていました。

ヘナで白髪染めをしてみたら

1回目2回目は思うほど色が入らず、面倒なのにヘナの白髪染めにがっかりしました。

3回目には要領も得てきて根元の白髪もきれいに染まりました。

ひと安心!

自分で染めるのですから、試行錯誤がありました。

初めての白髪染めを振り返ると、いくつかの問題点と改善点がわかってきました。

ヘナは天然植物100%のものを

私が試したのはヘナとインディゴが混ざったパウダーです。

白髪染めの場合はヘナ+インディゴ(藍色)天然植物100%を使いましょう。

使用前にしっかり使用方法を読んでコツを覚えること

最初は失敗かなと思うことが多いと思います。

最初の2回が発色が悪かった原因

・お湯がぬる過ぎ(90度ぐらいの温度でもOK)

・溶き方が硬すぎ(マヨネーズとケチャップの間ぐらい)

・頭皮にしっかり塗布していない(指で頭皮にこすりつけるとよい)

※アップルサイダービネガーをお湯の前に大さじ1~2杯入れて混ぜてからお湯を入れるとだまになりずらいです。

この3点が発色が悪い原因だったと思います。

 

髪の長さはミディアムショートで

始めの3回ぐらいは50gほどたっぷりと髪全体にヘナを塗布しました。

(毎回髪全体を染めると全体の色が濃くなってきます)

その後は根元だけにヘナ30gで染めています。

 

私が使用したのはこちら

➡  ヘナで頭皮のダメージが改善

 

その後に “rainbow Henna” に変えて現在使用中

ヘナ+インディゴ 入り

カラーはミディアムブラウンぐらいがいいかなと思います。

いろいろ粉をブレンドしても使えます。

ダークブラウンは黒すぎるのでライトブラウンを半々に混ぜてミディアムブラウンとして使いました。

 

iherbで購入でき 1個(113g)853円 で安いです。

・100%天然の植物性ヘアカラー&コンディショナー

・化学物質、防腐剤、染料は一切不使用

 

ヘナできれいに白髪を染めるポイント

根元の白髪をきれいに染めるのにいくつかポイントがあります。

 

ヘナを塗布するときの注意点

お湯は80~90度ぐらいで溶く
お湯は80~90度ぐらいでパウダーを溶いてペースト状にしますが、頭皮に塗布する時は頭皮が温かく感じる温度(40~50度)で始める。ぬる過ぎると発色が出ずらいと思います。

部屋の温度が低いと溶いている間にぬるくなるので、熱いお湯で湯煎しながら溶きます。

ダマにならないようによく混ぜます。

溶き方はケチャップの硬さ
(マヨネーズとケチャップの間ぐらいの硬さ)

ただのお湯より紅茶(イングリッシュブレックファースト、ダージリン、セイロン)やコーヒー(インスタントはだめ)で溶くと ヘナ特有の濃い赤色を抑え、茶褐色を濃くする染め上がりになります。

溶き方が硬すぎると発色が悪いです。

頭皮にしっかりヘナを塗布する
ブラシで頭皮にヘナをつけて指でこすりつけるとよい(根元に白髪が多い人は特に)

■ヘナを塗布したらサランサップで空気を抜くようにして巻く

(液が垂れないように髪の生え際をコットンやティッシュをおく)

■ラップを巻いたら暖かい蒸しタオルで巻く

■キャップをつけてその上に冷めないように毛糸の帽子をかぶる

■頭が冷めてきたら蒸しタオルを温めなおす

時間は60分から90分ほど(頭が冷めてくると発色がよくありません。暖かいと感じる温度を維持するのがよい)

■洗い流す

洗面器に40度ほどのお湯を流しながらブラシで頭皮からきれいにヘナを洗い流す。

発色は48時間ぐらい続いていますのでヘナで染めた後はお湯洗いだけか、重曹とクエン酸(1:1)を洗面器のぬる湯に入れて頭を洗うと指の通りがよくなります。またはアップルサイダービネガー(大さじ2にお湯500mlを作る)で頭皮や髪をマッサージしながら洗うとすっきりします。もう一度お湯で洗い流す

■ブラシは豚毛が入っているものがよい(100均で売っているブラシでも十分です)

 

ここまでの工程を読むと”えっと”思うかもしれません!

ヘナ染めをして2日目ぐらいにシャンプーをすると(ブラシを使うとさらにツヤがでる)乾いた髪はツヤツヤになっているはずです。

ヘナで髪は見違えるほど健康になっているのでシャンプーは石油系界面は使用せずオーガニックのものがいいです。

髪のつややかさ、ボリューム感、サラサラ感があると、満足します。

髪のツヤがあるだけで5歳は若返って見えます。

根元の白髪を染める場合

ヘナ+インディゴで染める場合、カラーはいろいろあります。

根元の白髪をとにかくきれいに染めたいという方へ

・初回は根元と髪全体にヘナを塗る

・2回目以降は根元だけにヘナを塗る

・1ヶ月に1度は髪全体にヘナを塗る(2か月ほどでツヤがなくなっていきます)

・毎回髪全体にヘナを塗ると色が濃くなってくると思います。

・色が濃くなったと思う場合はシャンプーでしっかり洗う(インディゴの青が取れてきます)

※わたしは根元の色が落ちないように頭皮にシャンプーをつけないように洗います。

 

ヘナ染めは1回では染まらない

ヘナ染めはカラートリートメントと同じく1度では染まりません。

始めの4~5回は3日置きぐらいに染めると根元の白髪も染まってきます。個人差、頭皮や髪のダメージの具合で違いが出ると思います。100%自然のものですので頻繁に染めても問題ありません。

 

1~2回でヘナ染めを諦めるのはもったいないです。ヘナ染めのその後のすばらしさはわからずじまいになります。

発色は染めて洗い流した後も発色が2日ぐらい進みます。ですのでヘナ染めしてすぐにシャンプーを使うのはもったいないと思います。ここは我慢ですが、その後ヘナの効果を最大限実感できると思います。

ヘナ染めを洗い流しシャンプーはその日は控え、重曹とクエン酸を混ぜて洗面器の中で髪をすすぐ(ヘナをきれいに洗い流しても重曹とクエン酸液で髪をすすぐとお湯がまた茶色くなります)

きれいにすすいだ後は、重曹とクエン酸(1:1)またはアップルビネガーと水(大さじ2:1カップ)を洗面器のぬる湯に入れて頭を洗うと髪がサラッとして指通りがよくなります。その後お湯ですすぐ。

染毛後、シャンプーを使うのは1~2日間は様子を見てからがいいと思います。

ヘナ白髪染めの頻度

髪の毛の生える早さは個人差がありまが、染めて10日も経つと5㎜ぐらい髪は伸びます。

 

根元にはっきり白い髪が見え、5㎜ぐらいに伸びていたら染めるようにしています。

始めの頃は週に2回染め、1ヶ月頃が過ぎた頃10日に1度ほど、現在は2週間に1度の頻度で染めています。

ヘナ染めが安定して満足できる状態まで時間はかかります。

 

わたしが本当にいいと実感したのがなんと4ヶ月過ぎた頃でした。

その頃になるとヘナ染めにも慣れていますし、頭皮や髪の毛が見違えるほどいい状態になっています。

2剤式で何年も染め続けていたので頭皮環境は劣悪な状態だったと思います。赤くなっていた頭皮も改善されています。2剤式白髪染めと紫外線で頭頂部が非常に傷んでいました。

 

ヘナ染めで髪のpH値が安定

ヘナの植物色素は、髪質やpH値、今まで一般の白髪染めを使用していた場合は髪に残留している酸化染毛剤等の成分に影響を受けやすいです。

 

※シャンプーも頭皮にやさしいアミノ酸系シャンプーを使ってくださいね。

回数を重ねてくるとヘナ染めも慣れ、ヘナ染めの良さがわかります。

ヘナ白髪染めでツヤとしっとり落ち着いた髪に

1回目初めてのヘナ染めは失敗に終わりました。

市販の白髪染めに慣れているとヘナ染めは面倒と思いました。

でも

3~4回は慣れないので根元の白髪は染まりずらいですが

1回目から髪のツヤは驚くほどキレイになりました。

分け目のペタンコにボリュームがでます。

髪がツヤツヤになりボリュームやコシがでて、髪がサラッと軽やかになりました。

10代の頃の髪の毛のツヤが戻ってきました!

もう1点は

髪がぼわ~と広がらず、髪がしっとり落ち着き、髪の手入れに時間がかからなくなりました。

 

ヘナのトリートメント効果には満足しますよ!

 

ヘナ染めはトリートメント効果抜群

ヘナ染めは普通の白髪染めと違い、頭皮や髪を修復、頭皮や髪の傷みやダメージを改善してくれます。

 

私が使用しているのは無添加のヘナ100%です。中にはまがい物も日本に入ってきているそうで購入の時はしっかり無添加のヘナであることを確認してください。

 

※100%天然のヘナでも植物アレルギー反応(特にインディゴ)を起こす方もいらっしゃるので肌が敏感と思う方はパッチテストを先にしてください。

デメリットは?

ヘナ染めのデメリットを挙げるのなら

市販の合成染料より

・染めている時間が長い(一時間ほど)

・初めてでは発色が悪い点(この点はカラートリートメントも同じ)

3~4回と回数を重ねてくると染め方にも慣れてくるので、面倒さよりも髪のツヤとハリ・ボリュームがでて、頭皮環境がよくなっていくので、続けていこうと思うわけです。

市販の白髪染めでしたらすぐに発色して手軽ですが、頭皮環境や髪へのダメージは計り知れません。

もう1点は匂いです。

ヘナは植物の葉っぱですので草のニオイ(青汁のような)がします。

こちらのヘナは匂いはそれほど気になりません。

➡ ヘナ白髪染め ツヤツヤの髪になった

 

最後に

始めの頃のヘナ染めをした時は、根元の白髪がきれいに染まっていないことにがっかりしましたが、回を重ねるごとに根元の白髪もきれいに染まり、満足しています。

ヘナのトリートメント効果は抜群で、髪のツヤは驚くほどツヤツヤで、ハリやボリュームもでます。

ヘナ染めが面倒だと思われる方は、美容院でヘナ染めをすることも。コストは高くなりますが、ヘナを持ち込んでもOKのところもあります。

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